会長挨拶
新年にあたり
埼玉県弓道連盟会長 小澤 通春
 会員の皆さんには、希望に満ちた新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨年は、一年を表す言葉として「愛」が選ばれましたが、明るいニュースが多く聞かれました。一方、鉄道事故等暗いニュースも多く、その中には青少年による犯罪が特に多く、被害者が幼児の場合が目立ちました。 このような世相のときこそ、武道精神の教育が必要なのではないかと感じられた年でもありました。

 昨年の埼弓連の運営は順調に行われました。
 新役員による組織作りとその活躍、システム化による審査制度の確立、各専門委員会の活躍による組織の活性化、その結果として、全国大会上位入賞者を多数出し、国体では男女各種目で3位の成績を残し、更に、大勢の昇段昇格者を出すことができました。ご協力頂いた皆様に対して、心からお礼申し上げます。

 さて、今年は、足元を固め、飛躍する年です。
 IT事務所の整備も終了し、軌道に乗り、ホームページも立ち上げました。このような状況に合った、規約、規定及び取扱要項を改定する必要が出てきました。時間をかけて検討したいと思います。
 同時に、これから開催が予定されている、関東ブロック大会、高校総合体育大会、更に活発な活動が予想される各専門委員会等、多大な費用が必要となることが予想されます、そのために財政の建て直しを図り、対処しなければなりません。
 これらの問題に取組み、会員の皆様が、安心して、自己の向上に努められるような連盟とするために、努力していく覚悟です。

 会員の皆様には、今年も、「気力」を持って技術の向上に務め、結果を出しますよう、お願いいたします。 そして、埼弓連が、更に飛躍すべき年にして頂きたいと願っております。
 今後共 皆様のご協力を、お願い申し上げます。